毎度恒例、久々の更新!
長らく放置してました!
資料集めで陣馬の滝を見に行きました。
さほど有名ではありませんが、一級河川ということで
その水の澄んだ様は、他の河とは一線を画しています。さすが一級河川。
陣馬の滝と言えば、源頼朝。
鎌倉時代、建久四年(1193年)に富士山のふもとで源頼朝が巻狩をして
「日が暮れたから、とりあえずここで一夜すごしますかー」
ってことで陣を敷いたのが名前の由来らしい。
…って案内板に書いてあった。↓
天気は晴れ。五月の日を浴びて青々とし始めた葉が、独特な香りを漂わせていました。
これから暑くなるなぁ なんて思いながら
駐車場を降りて少し歩くと、すぐに滝が見えてきます。
いつも人は居ないんですが、最近少しずつ知名度が上がっているのか
何グループか人が来ていて、少しにぎやかになってました。
個人的には人が少ない方がよかったり…(小声)
少し滝に近づいてみる。 やはり綺麗。
んで、ちらりと周りを見てみると、ある事に気づいた。
山の木々と言えば、 戦後、高度成長期に国策として植林された『杉』を見るのが割と一般的ですが
ここでは、右半分は杉、左半分は杉以外の木が生えていました。
生まれてからこの方、そこら辺に生えてる木なんてみんな杉で、杉しか見たことなかったので(大げさ)
ここでの景色がガチで異世界のように感じたという…。
ていうか本当、行ってみると分かるけど、空気感が全然違うのですごく気持ちがいい。
で、生えてる木が杉ではないと言う事はつまり、ここの木々は、戦前からそのままの姿でここに残っているかもしれない…と、そう言う事なんですかね、コレ。
下手したら江戸時代とかより前からこういう姿だったのかも。(妄想)
昔からあって、そのままの姿で現在に残っている物が少なくなっている中、
ここにある木々は、昔のままの自然な姿が残っている……可能性がある。
こういうのが本来の日本の山の姿なのかなぁ…と、ちょっと不思議な気持ちになって帰った一日でした。